賽の河原で虚無を積む

社会不適合者の戯言です

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988)

 本当はzとzzを見てからにしようと思っていたのですが知り合いがまあ面白いから見ろやとのことだったので見ました。

 若者枠としてハサウェイとクェスが出てきますが正直クェスがうざいと感じてしまったので見ててイライラしました。父親がろくでなしなのは確かなのでそのせいで屈折した人生を送ってきたのかもしれませんがそれにしてもクソガキすぎる。あんなのに引っかかって人生ぶっ壊れるハサウェイくんが見てて可哀想になってきました。ハサウェイがチェーンを殺した時に溢れたサイコフレームの試料がアクシズショックを起こしたらしいので物語的には仕方ないのかもしれませんがそれにしてもまあクソガキ。クェスを追ってあそこまで無茶するハサウェイもハサウェイなんですけどね。

 シャアも偶然出会っただけのクェスをいきなり軍に引き入れたとこや物語の展開がそれなりに急なところなど2時間の尺でやる割にはまあまあ無理があったり要素が多かったりするなと感じました。今やったら前後編になりそう。

 シャアとアムロがここまで至るにはグリプス戦役ネオ・ジオン抗争もあるので(そもそもシャアがいきなりネオジオンのボスになってるし)間も見てみないとわかりませんが、ライバルの一つの決着の形としては最後二人がどうなったかがぼかされてるのも含め良かったです。

 ここのシャアの行いがハサウェイに影響を与えて閃光のハサウェイへと繋がるそうなので、閃ハサも楽しみです。