賽の河原で虚無を積む

社会不適合者の戯言です

はじめに

 日々を無為に過ごすことに虚無を感じたのでなんらかの記録を残していくことにします。

 触れたコンテンツへの感想を中心に書いていくつもりです。個人的な嗜好としてはゲーム、小説、ドラマ、映画、舞台と幅広く触れるので特にジャンルは決めずに感想を書いていきたいと思っています。

 いないとは思いますが引用、リンク貼り等はしたい人はご自由にどうぞ。引用の際は出典だけ明記するようにお願いします。

 何かご意見ご感想などありましたらコメントもお気軽にどうぞ。

リアル脱出ゲームフェスティバル

 先週8/23〜25にかけて幕張メッセで開催されていたリアル脱出ゲームフェスティバルに参加してきたので感想をつらつらと書きたいと思います。

 最初っからネガティブな話題にはなりますが、scrapの大イベントというとメットライフドームで開催されたリアル脱出ゲーム大パーティが記憶に染み付いているので、割と不安な気持ちで参加したんですが、概ね満足に楽しめました。(土曜日チケット売りすぎじゃね?とか予約なしで楽しめるコンテンツなくね?とかはありましたがまあまあ…)

 同行者との兼ね合いで、ツアー時に参加することにした公演も多々あるので、今回参加したのは公演型が「リアル脱出ゲームTV live」「新生キラの謀略からの脱出」「キメラアント襲来するハンター試験からの脱出」「怪獣9号潜む防衛隊員選抜試験からの脱出」「リアル謎検」、周遊が「リアル忘れ物探偵」「謎のフェスからの脱出」「リアルありえないバスターズ」「学園の77不思議からの脱出」「幕張謎解き街歩き」の全部で10公演です。

公演型が3つ残ってしまっているのはやや反省点。

個々の感想はまたそれぞれ書いていくつもりですが、個人的な好みとしてはダントツでリアル脱出ゲームTVでした。正直番組を生で見ていた人間としては、あの空気感を現地に再現されただけで最早他のコンテンツは太刀打ちできないレベルのキラーコンテンツなので、当たり前と言えば当たり前なんですが。

 

とまあ全体の感想はこんなもんにしておくとして、最後に一つだけ。

クソ暑い中のイベントのくせにホール内の自販機封鎖すんのは頭がおかしいと思いました。(日曜は流石に解放されてましたが。)

フードワゴンの売り上げを上げたかったんでしょうけど、飲み物だけ買えるとことかもなく、飲み物のためだけに炎天下で30分とか待たせるのは殺人的。

挙句ホール外の自販機はどうせ使えるので、ただただ面倒なだけという。

次回以降があるなら、2度とこんなしょーもないことはしないでください。

ロードエルメロイ2世の冒険8 フェムの船宴

 2年前になんか良くわからない戯言を投稿していましたが、下書きを見たら書くつもりはあったみたいでした。

 とまあそんなことはどうでもよくて、個人的に発売が楽しみな小説の双璧をなしているロードエルメロイシリーズの新刊が出ました。(もう片方はストレンジフェイクです)

 当然の如くネタバレは含まれるので読了後の閲覧推奨です。

 やっぱ三田誠は天才でした。

 毎度毎度よくもまあ創造主ですら把握しきれているのか怪しい型月世界をうまく繋ぎ合わせて話を作るもんだと思ってはいましたが、今回は特にぶっ飛んでました。ゲーティアの思想とコヤンスカヤの手法の合いの子とか、固有結界に固有結界をぶつけるとか誰が思いつくんですかね。

 今回のゲストキャラクターの衛宮士郎は士郎にやらせたいことを全部やらせ切った感があるとともに、切嗣との関係や正義の味方関係はあくまでも依代でしかない村正では描写されない部分なのでとてもありがたかったなと。このまま解体戦争もぜひ書いてもらって再登場に期待したいところではあります。個人的に一番気になったところは固有結界の剣を自動射出した時の描写で王の号令と表現されていたのはやっぱりメラムディンギル(こっちは王の号砲だけど)と掛けてるのかな?ってあたりでしょうか。しれっとキュプクロトの剣が投影されてたり、固有結界同士の対決とかカリバーンを貸すあたりも良かったのは言うまでもなく。

 

 どうしても直近の型月世界の展開がfgoに偏っているせいで、関連する諸要素もfgoを通して見てしまうのはまあ仕方がないことな気はするものの、fgoを一切触っていない人の感想がどうなるのかはいささか気になるところではあります。(もちろん知らなくても十分に理解、楽しめるようになっているのは前提として。)

 今回の話で言うとギリシャの機神、クリロナミアあたりがまさにそれでしょう。あとはキメラ、ワイバーンヒュドラの描写もfgoをやっているおかげで勝手に補完されているような気がしています。しれっとfgoで先に登場していたエフェメロスも文字だけで姿が容易に想像されるのは非常に優秀だなと。個人的には復刻事件簿コラボのフェイカーの追加シナリオには非常に感動させられたので、聖杯戦線にも否応なしに期待をしてしまいます。

 いよいよ次回が最終話、ただし4巻構成とのことなので、完結は2026年の夏頃ということでしょうか。時期的にfgoの2部の完結後ということで、非常に楽しみです。ゲストキャラクターは(おそらく) 妙漣寺鴉郎さんということで、カルデアのエルメロイも面識があったのかというあたりが非常に気になるところですね。個人的には冒険のほうも別口でfgoとコラボして欲しいなとは思っているので(ガチャで星5グレイ、配布でエルゴとかでどうですかね)、2027年までfgoが続いていることを切に願います。

 というところでおそらく書き漏らしているところがある気はしますが今回はこの辺りで。

運用を再開します(予定)

このブログを放置すること早1年、様々なことがありました。

割と大量のコンテンツには触れていたのですがなんだかんだ記事を書くのが億劫でこんなことになってしまいました。

そもそもが未来の自分のための備忘録という発端で始めているものなので、心機一転また頑張りたい所存です。

今後記事にする可能性は高いですが今はあんさんぶるスターズ!!にバカハマっています。蓮巳敬人と日々樹渉、斎宮宗あたりを推しています。

相も変わらずFGOは続けていますしアークナイツもだらだら続けています。

最近グラブルに関しては熱量が冷め始めています。

謎解きにもまた割と参加するようになったのでその辺の感想も上げていきたいですね。

とりあえず記事を書きます。

すばらしきこのせかい-Final Remix-

 もともとすばせかはDS版、ios版とプレイしていてスイッチ版も新要素目当てで発売日に購入してはいたんですが操作性がお世辞にも良いものではなかったので積みゲーと化していました。新すばせかもゲーム性が変化しまくってるわ主人公も変わってるわで買わずに見を決め込んでいたんですが友人がおもろいぞというので購入しました。そうなってくるとFinal Remixの新要素とやらをやってから新をやったほうがいいのではという感情が湧いてくるのが人情というもので、あれよあれよという間にシークレットレポートコンプまでやってしまいました。

 新要素を除けば特に目新しいところもないんですがアニメも見ていなかったのでストーリーを若干忘れているところもあったりしてちょうどよかったなといったところでした。新要素のA NEW DAYに関してはこれ発売当時にやってたら露骨な続編匂わせがひどすぎてなんやねんってなってた気もします。ボリュームとしてもそこまで大きいものではなく伏線とかは投げっぱなしで終わるので。

 シナリオ以外での新要素は新しいバッジとかフードアイテムが追加されているおかげで簡単にステータスをカンストさせられて六星バッジの収集も割と簡単になっている印象でした。グリーンドラゴンと暴君羅刹がビイトとの相性が良くて終盤からULTIMATEボスまでずっと使ってました。シークレットレポートついでにどうせならアイテムとかのコンプも狙おうかと思いましたがバッジのコンプの仕様が苦痛すぎたので断念。進化させると進化元のバッジがなくなるのがきつすぎる… あとはあくまで新すばせかの前座でやってたので早くそっちをやりたかったというのも大いにあります。

 新のストーリーもクリアした今となっては新プレイ前に復習しといてよかったなって感じですね。もし新すばせかやろうとしてる方がいましたら、ぜひ無印からやることをおすすめします。NEWDAYがあるせいでスイッチ版が一番おすすめではあるものの操作性や値段を考えるとiosでやってあとはつべで動画見るとかでもいいのかな?って気もしたり…

FINAL FANTASY PIXEL REMASTER

 ff14やったせいで興味があったのと、GMGで700円ちょいで買えたので購入。今は少し高くなってるかも?

 ffは14以外全くプレイしておらず、何故か昔やったシアトリズムと友人がバカほどハマってたディシディアを少し齧った程度。ただパズドラとコラボしてたり昔ドラゴンファンタジー(名前あってるかな?)とかいうツクールゲーをプレイしてた影響もあってまあ知らないことはない程度の知識です。

 物語としては世界がやべーから光の戦士(以下ヒカセン)が世界を救うぜ!的なものですごいシンプルです。主人公たちはヒカセンってだけで特にバックグラウンドとかは語られません。ドラクエ1と同じですね。

 ゲーム開始時に6個のジョブ(戦士、モンク、シーフ、白魔術師、黒魔術師、赤魔術師)から4人選んでパーティ構成を決める形だったので、モンク、シーフ、白魔術師、黒魔術師の4人で冒険を始めました。前衛2後衛2でバランスはいいと思ってたんですが戦士がいないせいで道中拾える重装備がとことん腐るのが悲しかったですね。

 エンカウント率が割と高い上に敵が9匹とか出てくるので黒魔術師の全体呪文でまとめて消してたんですが、逃げるのも割とアリだったみたいで上がりすぎたレベルで敵を薙ぎ払うのにいささかの悲しさを覚えました。

 途中バハムートが出てきてボス戦かと思いきやクラスチェンジをしてくれるキャラだったようで、見た目の割にしょぼい役割だなと思ったり… ただクラスチェンジの効果はてきめんでモンクがスーパーモンクになりシーフはまさかの忍者になるとかいうとんでも進化を遂げてラスボスに挑みました。ラスボスのカオスくんは前のボスがHP2400のところ20000もあるとかいう化け物っぷりでしたがそこまで苦戦せずに撃破しました。

 どうせだったので実績もコンプを目指し、面倒だったのはモンスターコンプのデスマシーンと全ダンジョンの宝箱をあけに行くのが面倒だったくらいで難なく解除できました。全クリにかかった時間としては11.5時間でした。

 まあ二十年以上前のゲームでしかもシリーズ1作目ということもあり古臭かったり融通の利かない部分は否めませんが十分楽しめました。

ONE SHOT

 元は海外で作られたツクールゲーらしいですが、今回はSTEAMで販売されてるバージョンをプレイしました。日本語化もされてるし、エンディングも追加されてるし、今からやる人はこっちやればいいと思います。(ちょっとだけツクールバージョン限定の要素もあるけど、どうしてもやりたい人だけSteam版クリアしてからやればいいと思います。5分くらいで到達できる要素だし、中身的にわざわざやる要素でもないので。)

とりあえずリンクを貼っておきます。

https://store.steampowered.com/app/420530/OneShot/

 で、内容としては所々謎解きが入りつつ独自の世界観とストーリーを楽しむゲームで、プレイヤーは世界を俯瞰する神になり、ニコという猫的なキャラクターが滅びゆく世界を救うため旅をするのを導くという物語でした。

 ストーリー中ニコがこちらに話しかけてくるのでどんどんニコというキャラクターに愛着が湧いていく反面、それとは対照的に世界は滅びに瀕しているので暗い雰囲気が付き纏い、所々ホラーっぽい要素もあったりします。ONE SHOT=一度きりというタイトルの通り、進めていく中で一度次のエリアに進むと前のエリアには戻れなかったり、最後にはやり直すことのできない重大な選択を迫られたりします。終盤は何が起こるか分からずハラハラしながらプレイしてました。

 また謎解きの面ではPCゲーという部分を最大限に活かしており謎解きをする中でゲームの外の要素も使うのがなかなか面白かったです。(ゲーム内金庫のパスワードがpc内のドキュメントフォルダに作られるなど)終盤のギミックが若干うまく作動しないなどの不具合はありましたがまあクリアできたので概ね良いでしょう。

 総じて、そこまでボリュームがあるわけではないもののその分最後まで一気にプレイできてストーリーを楽しめる良いゲームだと思います。実績コンプまでやりましたが一つ気をつけたいのが元のツクール版が途中で中断ができなかったという経緯があるからかゲームを中断せずに最後までクリアするという実績があります。これは取り逃がすと最初っからになるので気をつけましょう。プレイ時間は1回クリアして再プレイで残りの実績まで解除し切って大体7時間弱でした。

以下割と大きなネタバレあり

 

 

 

 

 このゲームの面白さとしては2周目があることだと思うのですが、2周目では1周目と同じ世界ながら全く異なる展開のストーリーが繰り広げられます。1周目で地味に残ってた伏線や謎も割と綺麗に回収されるのでとても満足度が高いストーリーでした。ただ、ゲーム内の用語がいかんせんとっつきにくいと言うかなんというか、見慣れない言葉なのでそこは慣れるまで大変かも?

 クリアする頃には海外マーケットサイトで売られてるニコのぬいぐるみをおっいいなって思うくらいには入り込めるゲームなので、ツクールゲーに抵抗がない人は是非。