賽の河原で虚無を積む

社会不適合者の戯言です

FGO STAGE 冠位時間神殿ソロモン Ars nova 感想

 というわけで感想編です。まとまった文章を書くことが苦手なので箇条書きのように段落分けして書きます。読みにくいのはご勘弁。

 まず大事なところとして、ベディヴィエールの物語であったキャメロットやギルとエルキドゥの物語であったバビロニアと違って、ソロモンは主な登場人物がロマニアーキマン、マシュキリエライト、藤丸立花、そしてソロモンと4人も居てそれぞれの物語が絡んでいる都合上尺の管理が非常に大変だったのではないかなと思います。

 休憩込みで3時間30分くらいの公演でしたが、割と密に要素が詰まっていた印象でした。そのせいで初見の人にはいささか理解が難しい内容になっていた気もしますが、マーリンの楽屋落ちのネタに対して9割くらいの人が笑ってた時点で初見の人なんていうものは存在していない感じもあるんで是非もなし。

 個人的に一番気になったのは特異点Fの再現にオルガマリーがいなかったのも尺の問題なんだろうけど、そこ無くしちゃうと2部に繋がらなくなるのでは?では?っていう気持ちがとても強かったです。まあロマニの物語としてはマリーはノイズだから仕方ないんだろうけど!

 オルタニキとセイバーオルタに関しては素直におーすげーって感じ。まあ端役だから仕方ないけどアンサンブルがやるセイバーオルタはマジかって感じでした。

 ギルとエルキドゥはバリバリ魔神たちと戦ってたんですがギル君君戦うんか。ってなりました。エルキドゥと2人で本気出したら時空神殿の3割くらいは消し飛ばしそうなんですがまあそこは物語の都合ですね。

 魔神柱の表現に関しては舞台上で特殊な演出を使わないで再現すること考えると割とベストな感じしましたね。中にレフ君が乗ってることでレフ・ライノール・フラウロス=魔神フラウロスというのが強くなってました。レフ役の方はまさに怪演といった感じでゲーティアと並んで敵として素晴らしかった。

 ゲーティアは終始偽ソロモンの格好だったのが仕方ないとは思いつつ本当に残念。偽ソロモン→魔神王ゲーティア→人王ゲーティアの変身込みでゲーティアのキャラ性が表現されていると思っていたので。ただそこは演者さんの演技で十二分に補われていました。

 フォウくんは光の軌跡として表現されてたので知らない人からしたら全くわからんだろうな。まあ知らない人なんていないから以下略。最後いきなり出てきたわけですが喋るのはマーリンが代弁って感じで本人は無言。川澄さんの声収録してよかったんじゃないかなぁ?また、ここでも第4の獣はここに討たれたって台詞はカット。最後のギルの第1の獣が以下略もカットされてたのでとことんソロモンだけの舞台化ですね。

 と思いつくままに書き殴りましたがまとめにも書いたようにとにかく見に行って良かったのは間違いありません。100点満点ではないにしても舞台という形でロマニアーキマンの物語がしっかりと再現されていました。ライブビューイングの見逃し配信はまだ見れるのかな?見れるならfgoファンはぜひ見ることをお勧めします。