賽の河原で虚無を積む

社会不適合者の戯言です

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020)

 Netflixで見れるようになっていたので視聴しました。マーゴットロビーが演じるハーレイクインはこれで2作目ですね。ジョーカーと破局したハーレイが独り立ちする物語という流れでした。すごい有り体に言うと最近流行りの女性の力!って言う感じの映画です。ワンダーウーマンで味を占めたとも言えるしそもそも社会の流れとも言えそう。

 ハーレイとジョーカーが別れるっていうプロットがそもそもの漫画にあるのかを知らないんですけど、この映画が撮られた経緯自体がスーサイドスクワットでジャレットレトのジョーカーと比較してマーゴットロビーのハーレイがめちゃくちゃ人気あったことなんでしょうね。悪役とか他のキャラの何人か自体は漫画で出ているキャラだったようでした。知らなかったけど。

 物語的には特に面白みがないって言うとアレですけどハーレイが何人かの女性と紆余曲折を経て悪役をぶっ殺して独り立ちしておしまいって感じの話です。悪く言えば捻りがない、よく言えばジェットコースターな映画。個人的には冒頭の化学薬品工場を爆破するところで爆発がすごい色とりどりになってるのがある程度の現実性を持たせたうえでハーレイクインのキャラクターにも合ってるのがとても好みでした。

 続編があるのかはジェームズガンのザ・スーサイドスクワット次第ですかね。この物語を経たハーレイがどのようにスースクで活躍するかは少し楽しみかも。